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M式水耕研究所の研究とは(栽培研究)

2026.09.23

M式水耕研究所の研究とは(栽培研究)

M式水耕研究所で行っている独自研究は、多岐にわたりますが

常に「どう貢献できるか?」の社会実装につながる事を優先事項としています。


長年取り組んでいますので、実に様々なご相談を受けます。

Q.安定して入手できない作物を水耕栽培で安定的に栽培できないか?

Q.こんな有機化合物があるが、水耕栽培に使用できないか?

Q.新しいLEDを開発したので、有効性を試したい

Q.異常気象で従来の栽培が出来なくなった作物を継続的に栽培できないか?

Q.水耕栽培で事業を始めたいが、どうすれば良いのか?

Q.現在の異業種技術を農業に活用できないか?

などなど

具体的にどのような研究を行っているか?を一部ご紹介させていただきます。

まずは、「栽培研究」についてです。

①リーフレタスのマーケットに応じた栽培試験

「リーフレタスを栽培して販売していく」といった事例の場合

「どこに」「どんなものを」「どのように」が重要になります。

あくまでも参考例ですが、例えば業務用レタスの販売の場合は、

生産効率を上げるために「大きなレタス」を栽培するほうが事業性が高くなります。

逆に、食品スーパー等小売店に販売する場合は、その市場にあわせた

「1株として適正な大きさのレタス」の栽培を計画したほうが事業性が高くなります。

業務用の大株レタス実証栽培(1株500gを越えます)
業務用の大株レタス実証栽培(1株500gを越えます)
小売用のレタス実証栽培(1株100~150g程度)
小売用のレタス実証栽培(1株100~150g程度)

※上記の画像はどちら「フリルアイス」レタスです。

すみ分けの理由として、業務用レタスはkgあたりの重量単位での販売が多いため

作業工数の削減などから、最も面積とエネルギー効率が良い大きさでの栽培を検討します。

小売用レタスは、たとえば世帯人数の少ない東京都(1.88人)などでは、大きなレタスでは食べきれないので

100g/株程度の大きさのレタスが好まれますが、M式のある愛知県の世帯人数(2.22人)は

全国平均(2.15人)より多いため、やや大きめのレタスが好まれますので

事業者のマーケットにより狙う大きさが変わってきます。

大まかには

〇業務用レタスの場合=生産重量(kg)が最も効率の良い設備が必要 ※量が求められる

〇小売用レタスの場合=マーケットニーズの1株重量で最も効率よく株数の生産できる設備が必要

 ※株数(数)が求められる

と「レタスの栽培設備」といってもある程度違いが生じます。

加えて、レタス類の品種は数百種類もありそれぞれに形状や色目、食感などが異なります。

おおまかな種類わけでも

・グリーンリーフ系・フリル系・バタビア系・オーク系・サニー系・ロメイン系

等があります。

どの品種にどのような特徴や、販売先への適性があるのか?を実証研究により

知っておくことも、M式が設備と共に提供する「基礎知識」の一つとしています。

※実はレタスのニーズにも大きな変化があります。

 過去は、葉がしっかりとした野性味あふれるレタスの方が人気でしたが

 10数年前より、柔らかく雑味の少ないレタスへの需要が高まっています。

 野菜にしても、普遍的なニーズと、変化していくニーズとそれぞれに対応していく

 必要性があると感じています。


もう一点

どちらもサラダナです。
どちらもサラダナです。

参考ですが、上記画像はどちらも「サラダナ」です。

植物の生命力はとても高いので「育つ」という意味ではどちらも育っています。

加えて水耕栽培の原理としては、どのようにしても植物は育ちます。

ただ単に育てるのが大事なのではなく

何をどうすれば、どのように育つのか?を理解したうえで

どう育てるかが大事であるとM式水耕研究所では考えております。

M式たより
村井邦大
M式水耕研究所

株式会社エム式水耕研究所の村井邦大と申します。 私の父で、エム式水耕研究所の創業者である、村井邦彦より 二代にわたり、水耕栽培技術による食への貢献を目指して 日々研究開発に取り組んでおります。 取組内容などに関して、この「M式たより」にて 主に私の方で、情報発信を行ってまいります。 どうぞよろしくお願いいたします。